卓球日本女子白星発進 15歳張本美 女子最年長ルクセンブルクの60歳にストレート勝ち

[ 2024年2月17日 04:37 ]

女子1次リーグのルクセンブルク戦で、60歳のシャリャン・ニに勝った15歳の張本美和(ロイター)

 卓球の世界選手権団体戦第1日は韓国・釜山開幕し、日本女子は1次リーグ初戦でルクセンブルクを3―0で下して白星発進した。日本男子は対戦予定だったナイジェリアの棄権により、不戦勝となった。今大会は男女各40チームが出場し、8組に分かれて1次リーグを戦う。日本はベスト8に勝ち進めばパリ五輪の団体の出場権を獲得し、五輪シングルス2枠を得る。

 初出場となった今大会女子最年少の15歳の張本美和(木下グループ)が、世界卓球デビュー戦で“45歳差対決”を制した。

 第2試合で女子最年長の60歳、シャリャン・ニと対戦。百戦錬磨のベテランに第1ゲームで競り勝つと、そのままストレートで押し切った。パリ五輪の団体戦に出場する3枠目に選出された新鋭は「今はホッとしている気持ちが大きい」と安どした。

 第1試合の早田ひな(日本生命)、第3試合の平野美宇(木下グループ)と全員がストレート勝ちを収めて白星発進。17日にイラン戦を控えており「より厳しい戦いが続く」と早田は次戦を見据えた。五輪切符に加え、日本女子にとって53年ぶりとなる金メダル獲得を目指す今大会。気を緩めることなく、頂点へと突き進む。

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