【世界卓球】日本女子 伊藤美誠、平野美宇、早田ひなの黄金世代でイラン撃破 2連勝でパリ五輪切符へ前進

[ 2024年2月17日 21:43 ]

卓球・世界選手権団体戦第2日   日本3-0イラン ( 2024年2月17日    韓国・釜山 )

早田ひな
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 世界ランキング2位の日本が、女子1次リーグで同35位のイランと対戦。伊藤美誠(スターツ)、平野美宇(木下グループ)、早田ひな(日本生命)と同い年の黄金世代3人で初めてオーダーを組み、3連勝でイランを退けた。前日、60歳の相手を下すなど世界卓球デビュー戦だった張本美和(木下グループ)はこの日はメンバー外だった。

 第1試合は伊藤が先陣。左利きのシャハサバリと対戦し、第1ゲームを11-5で奪取した。第2ゲームは13-11と競ったが、第3ゲームも11-4で奪ってストレートで試合を決めた。パリ五輪代表から落選し、迎えた初戦。仲間の声援を受けて試合中も時折、笑顔を見せるなど精神的にも落ち着いた表情だった。

 第2試合は平野が、世界ランク709位のアシュタリに対して苦戦。第1ゲームを6-11、第2ゲームも9-11で落としたが、第3ゲームから奪い返し3ゲームを連取して、逆転で勝利した。

 第3試合は世界ランク5位の早田がサラジに貫禄勝ち。11-8、11-3で奪うと、第3ゲームも11-4で制して、日本の勝利を決めた。日本は1次リーグ2組で首位を死守した。

 伊藤は「初戦の中では良いプレーを出せた。すごく楽しくできた」と話し、平野は「すごく苦戦してしまったが、ばん回できた」と胸をなでおろし、早田は「競った中で(平野が)勝って、2-0で回してくれて、結果3-0で勝つことができてよかった」と振り返った。

 18日は南アフリカ、19日のグループ最終戦はブラジルと対戦する。

 日本は今大会、ベスト8進出でパリ五輪の団体の出場権を獲得し、五輪シングルス2枠を得る。大会は男女各40チームが出場し、8組に分かれて1次リーグを戦う。シングルス5試合で3勝したチームが勝つ方式で争われ、1次リーグを勝ち抜いた24チームが21日からの決勝トーナメントに進む。

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