十両・高橋がデビューから9場所連続勝ち越し「右四つの形をもっと磨きたい」

大相撲九州場所13日目 （ 2023年11月24日    福岡国際センター ）

＜九州場所13日目＞　勇磨（左）を押し出しで破る高橋　（撮影・成瀬　徹）
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　日体大出身で十両2場所目の高橋（24＝二所ノ関部屋）が勇磨（25＝阿武松部屋）を下して8勝目を挙げて勝ち越しを決めた。

　勇磨の突っ張りを下からあてがって応戦し、つかまえようとするが組み止められず。それでも前に前に攻めて最後は力強く押し出した。

　これで序ノ口デビューした昨年名古屋場所から1度も負け越すことなく9場所連続の勝ち越し。

　「負け越したくないという気持ちがある」と話した。今場所は「自分の形になって負けることもあった」と右四つでも自分より強い相手がいる十両のレベルの高さを実感。東十両9枚目からさらに番付を上げる来場所以降へ向け「右四つの形をもっと磨きたい」と力を込めた。