霧島、2度目V王手!熱海富士との2敗対決に貫禄勝ち 単独トップで千秋楽へ 初の年間最多勝確定

[ 2023年11月25日 17:56 ]

大相撲九州場所14日目 ( 2023年11月25日    福岡国際センター )

<九州場所14日目>熱海富士(右)を寄り切った霧島(撮影・成瀬 徹)
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 大相撲九州場所は25日、14日目の取組が行われ、2敗で優勝争いトップに並んでいた大関・霧島(27=陸奥部屋)と西前頭8枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)の直接対決は、霧島が寄り切りで貫禄の勝利。12勝2敗で優勝に王手を懸けた。

 霧島はこれで7日目から8連勝。あす千秋楽で勝てば、今年の春場所以来4場所ぶり2度目の優勝が決まる。また、今年6場所計61勝とし、初の年間最多勝を確定させた。熱海富士は3敗に後退も、史上最速優勝の可能性を残して千秋楽を迎える。

 2場所連続優勝と今場所での綱獲りの可能性が消滅した大関・貴景勝は関脇・大栄翔に一方的に突き出されて9勝5敗。大栄翔は9勝目を挙げ、年間60勝に到達した。豊昇龍は豪快な上手投げで平幕の翠富士に勝ち、9勝5敗とした。

 関脇の琴ノ若は平幕・湘南乃海を突き落としで下して10勝目。関脇で初めて2桁白星を挙げた。負け越しが決まっている関脇・若元春は錦木を寄り切って5勝目。途中出場の朝乃山は正代との大関経験者同士の対決を寄り切りで制し、3勝4敗7休とした。正代は5勝9敗。小結に復帰した阿炎は難敵・翔猿に押し出しで敗れて負け越しが決まった。

 13日目まで優勝争いに絡んでいた平幕の一山本は竜電をはたき込みで下し、幕内自己最多に並ぶ10勝目を挙げた。

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