比江島慎“無我夢中”のベネズエラ戦の大活躍を回顧 舌出しながらのセレブレーション写真に異例のお願い?

[ 2023年9月9日 21:27 ]

ゴール下でレイアップを狙う比江島(AP)
Photo By AP

 バスケットボール男子W杯で48年ぶりに自力で五輪切符をつかんだバスケットボール日本代表の比江島慎(33=宇都宮)が9日、テレビ朝日系のバスケットボールW杯特番「緊急特報!バスケW杯 沖縄の歓喜と感動をもう一度~完全保存版~」(後6・30~)に出演。チームを救ったベネズエラ戦の大活躍を振り返った。

 順位決定リーグ初戦のベネズエラ戦でチームを救ったのはチーム最年長の比江島だった。第4クオーターに最大15点差を広げられたが、ファールが重なり第3クオーターはわずかな時間しかプレイできず無得点に終わったうっ憤を晴らすかのように3本の3点シュートを決めて相手に迫った。残り1分59秒で馬場のスティールから比江島のレイアップシュートで逆転。相手の反則を誘って3点プレーを成立させてチームを勝利に導いて、日本の自力五輪出場へ大きく貢献した。この試合でチームトップの3点シュート6本を含む23得点の大活躍だった。

 比江島は「練習中からシュートタッチが良くて、第4Q最初の3Pの感触が良かったので打ち切れば入るかなと思っていました」と回顧。4クオーターは17得点と大爆発したがあまり覚えてないという。「無我夢中でした。最年長としてベテランとして周りを見ながら何をすればいいのか考えてプレーをしていました。あの時は点を取りにいかないと終わってしまう状況でした」と語った。

 この試合で6本目の3点シュートを決めると舌を出しながら、3本の指でポーズを決める“ミケルセレブレーション”を決めた。しかし比江島は「この写真や映像を使ってほしくなくて…本当に見てられないです」と苦笑いしながら異例のお願いをした。

 「無心だったので…僕のセレブレーションではないんですけどマネして…舌を出してるから僕のオリジナルかな…」と舌を出しながらの3本の指でポーズを決める“ミケルセレブレーション”をオリジナルと申し訳なさそう主張した。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年9月9日のニュース