渡辺雄太 右足首捻挫から“ぶっつけ本番”に…ドイツ戦で豪快ダンク後にもヒヤリ「あれは両太腿が…」

[ 2023年9月9日 20:35 ]

渡辺雄太(ロイター)

 バスケットボール男子W杯で48年ぶりに自力で五輪切符をつかんだバスケットボール日本代表の渡辺雄太(28=サンズ)が9日、テレビ朝日系のバスケットボールW杯特番「緊急特報!バスケW杯 沖縄の歓喜と感動をもう一度~完全保存版~」(後6・30~)に出演。大会前からのケガの状況について真相を明かした。

 1年ぶりの代表戦となった国際強化試合でアンゴラ戦の第2クオーターにアクシデントが起こった。ゴールに向かってドライブインした際、相手選手と交錯して転倒。右足首を押さえながら立ち上がるも、顔をしかめながら右足を地面に着けられず、苦悶の表情を浮かべて控室に戻った。試合中にベンチには戻ったがファンは大きな心配をしていた。診断の結果、右足首捻挫だった。

 その後の強化試合は欠場してぶっつけ本番の形で1次リーグ初戦のドイツ戦を迎えた。「ドイツ戦が始まる時には痛みも引いて、ケガ自体は問題なかったんですけど、練習が出来てなかったのがきつかった。強化試合を含めて25日にベストコンディションに持っていこうと思っていたので、それが全部崩れたので大変でした」とコンディション作りの苦労を明かした。

 その中でドイツ戦では第4クオーターの途中に馬場雄大のアリウープパスから豪快ダンクシュートを決めたが、着地した瞬間に左太腿裏を気にする場面があった。「あれは両太腿の前後が釣っていました」と真相を告白した。

 満身創痍で戦い続けたチームの大黒柱。「ドイツ戦の疲れがフィンランド戦に来ていて、フィンランド戦はコンディションが悪かったです。気持ちだけ前にいっている状態でした」と振り返った。

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