富樫勇樹　チームの大黒柱だった渡辺雄太は「WBCの大谷翔平とダルビッシュ有の役割を1人で担っていた」

富樫勇樹（ロイター）

　バスケットボール男子W杯で48年ぶりに自力で五輪切符をつかんだバスケットボール日本代表の主将を務めた富樫勇樹（30＝千葉J）が9日、テレビ朝日系のバスケットボールW杯特番「緊急特報！バスケW杯　沖縄の歓喜と感動をもう一度～完全保存版～」に出演。チームを鼓舞し続けた大黒柱の渡辺雄太（28＝サンズ）について語る場面があった。

　大会前の強化試合で右足首を捻挫した渡辺雄。満身創痍ながらも魂で戦い続けた今大会だった。

　富樫は「本当にこのチームでは頼りになりました。WBCでの大谷翔平とダルビッシュ有の役割を1人で担っていたかなと思います」と表現した。

　渡辺雄は試合中もベンチで人一倍に声を出し続けていた。富樫は「負け出すとベンチが暗くなっていると、（渡辺雄が）ベンチの前まで来て“お前ら葬式か！声出せよ！”って選手にも常に伝えなければならないことを伝えてくれました」と感謝すると渡辺雄は笑顔を見せた。