【バスケW杯】馬場雄大「バスケ始めて一番うれしかった」“歴史的1勝”での号泣 富樫「ずっと泣いてた」

[ 2023年9月9日 19:35 ]

馬場雄大(AP)
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 バスケットボール男子W杯で48年ぶりに自力で五輪切符をつかんだバスケットボール日本代表の馬場雄大(27)が9日、テレビ朝日系のバスケットボールW杯特番「緊急特報!バスケW杯 沖縄の歓喜と感動をもう一度~完全保存版~」に出演。W杯では06年日本大会1次リーグ第3戦のパナマ戦以来17年ぶりの“歴史的1勝”となったフィンランド戦後の号泣を振り返った。

 1次リーグ初戦でドイツに敗れた日本。その中で迎えた2戦目のフィンランド戦。第3クオーター終了間際には馬場が3点シュートを決めて、10点差で終えた。

 このシュートで流れが変わり、第4クオーターは途中出場の河村勇輝(22=横浜BC)が躍動した。残り4分35秒で河村のレイアップシュートで相手の反則を誘って、3点プレーを成立させて逆転に成功。さらに残り3分52秒で3点シュートを決めてリードを広げて勝ち切った。

 “歴史的1勝”となった瞬間に馬場は感情を抑えられず人の目を気にせず号泣した。このシーンについて馬場は「バスケ始めてから一番うれしかったと思います」と回顧。その瞬間に共演していたホーバス監督もガッツポーズしてから拍手して「それ聞くと最高ですよ」と喜んだ。

 日ごろはそこまで感情を表に出さないタイプだという馬場。「本当に溢れてきた感じでした。泣き止んでから泣いてを繰り返してました」と心の底から流れた涙だった。

 しかし馬場の号泣シーンが流れた時にはスタジオからなぜか笑いが起こった。主将の富樫勇樹(30=千葉J)は笑みをこぼしつつ「ずっと泣いてるんですよ。1時間泣いているんですよ。ロッカールーム帰ってからもシクシク泣いてた。“何か悲しいことであったのか!?”ってぐらい泣いてるから笑いが出ました」とメンバーが笑ってしまった理由を告白した。

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