バスケ日本代表ホーバス監督　W杯で河村に“激怒”した理由とは…選手からの頭なでなで歓迎「あれは愛」

円陣で選手に声をかけるバスケ男子日本代表ホーバス監督（右から3人目）（AP）
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　バスケットボール男子W杯で来夏のパリ五輪出場権を獲得した日本代表トム・ホーバス監督（56）が、8日の日本テレビ系「news　every.」（月～金曜後3・50）に生出演。W杯での試合中、河村勇輝（22）に“喝”を入れた場面について語った。

　ホーバス監督は今大会で話題となった選手への“喝”について「まぁケースバイケースですね」と苦笑い。豪州戦ではタイムアウト中に河村に「分かってないんだったらダメだよ!簡単なことじゃないですかー。言いワケ！」と激怒していた場面について尋ねられ、「河村に注意した時は、彼がディフェンスのプレーを絶対に忘れていたんですよ。ゾーンでいかないといけないところをマンツーマンでプレーしたから頭にきたんです。だからあの時は我慢できなかった。（でも）ちょっと言い過ぎたかな」と説明。

　さらに「この大会は彼だけじゃなくて、みんな忘れているプレーが何回もあったんですよ。多分、試合中は頭が興奮してしまって忘れてしまう。そういったことはあるんですよ」と明かした。

　また、五輪切符獲得後のロッカールームで選手たちがホーバス監督の頭をなでて喜びを爆発させていたことについては「あれ（頭をなでられるの）は初めて。でも、いいんじゃないですか。長い間コーチングして怒ったりしてから、やっぱり勝ったら（選手は）こういう気持ちになるよ。あれはLOVE（愛）だよ」と笑い飛ばした。