古江彩佳 決勝で敗れ2年連続準V 「凄く悔しい、でもできる限りのことはできた」

[ 2023年5月30日 02:30 ]

準優勝の古江彩佳(AP)
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 米女子ゴルフのバンクオブホープ・マッチプレーの準決勝と決勝が28日にネバダ州シャドークリーク(パー72)で行われ、古江彩佳(23=富士通)は決勝でパジャレー・アナナルカルン(24=タイ)に3アンド1で敗れ、2年連続の準優勝だった。準決勝でレオナ・マグワイア(28=アイルランド)を2アンド1で破って勝ち上がったが、昨年7月以来のツアー2勝目はならなかった。パジャレーはツアー2勝目を挙げ、賞金22万5000ドル(約3150万円)を獲得した。

 またも決勝で涙をのんだ。それでも、試合後の古江の表情は晴れやか。「また負けたのは凄く悔しいけど、相手もいいゴルフをしていた。自分のできる限りのことはできたかな」。2年連続準Vの悔しさと、やりきった充実感が入り交じった。

 決勝は2番で1アップと先にリードを奪う。しかし直後に追いつかれると、その後はパジャレーに主導権を握られた。反省点に挙げたのは要所でのパット。10番で決めればオールスクエアとなる2メートルを外すなど、「チャンスを外すことが多く、流れを持っていけなかった」と振り返った。

 ツアー2勝目はお預けとなったが、2位は今季最高成績。マッチプレーについて「やるしかない!ところが好き」だという。23歳は「これも一つの良い経験。また頑張りたい」と次戦を見据えた。

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