岩井明愛　双子姉妹で全米切符ゲット　休養で切れ復活

全米切符をつかんだ岩井明愛
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　女子ゴルフの全米女子オープン日本地区予選が29日に千葉県・房総CC房総（パー72）で行われ、岩井明愛（20＝Honda）が通算10アンダーの首位で本大会（7月6日開幕、米カリフォルニア州ペブルビーチGL）出場権を獲得、既に出場を決めている妹・千怜とともに双子姉妹出場が実現した。36ホールのストロークプレーで争われ、計5選手が予選を通過した。

　岩井明が堂々の首位通過で出場権を手にした。36ホールという長丁場を戦った後の第一声では「千怜と2人で出られるのがうれしい」と笑顔を見せた。前週は予選落ちしたため、27日をオフにして休養。「1日休んだことで体の力がいい感じで抜けた。ショットで打ちたいところに打てるようになった」と話す。本来の切れが戻り、16番パー3では14メートルのロングパットも沈めた。

　全米女子オープン開幕前日の7月5日は姉妹の誕生日で、憧れのペブルビーチで21歳を迎える。「目標は上位フィニッシュ。まずは予選通過したい」と意気込んだ。