76ersの新監督に前ラプターズのニック・ナース氏 2019年にファイナル制覇を達成

[ 2023年5月30日 08:04 ]

76ersの新監督に就任する前ラプターズのニック・ナース氏(AP)
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 NBAの76ersが4月21日にラプターズを解雇されていたニック・ナース氏(55)を新監督に迎え入れることになった。AP通信やスポーツ専門局のESPNが関係者の話として29日に報じているもので、3年連続でプレーオフ東地区準決勝で敗退していた76ersは今月16日に3シーズン目を迎えていたドック・リバース氏(61)を解任していた。

 サンズの新監督候補にも挙がっていたナース氏は、レイカーズの専用機が故障のために雪の積もったトウモロコシ畑に不時着したことでも知られる(1960年)アイオワ州キャロルの出身。NBA傘下のマイナーリーグ(当時Dリーグ)を率いたあと2018年にラプターズの監督に就任し、初年度でファイナル制覇を達成しただけでなく、2020年には年間最優秀監督に選出されていた。また英国やカナダの代表監督も務めた。

 ラプターズでは5シーズンにわたって指揮を執り、227勝163敗(勝率・583)。今季は41勝41敗で東地区全体の10位となり、プレーオフ進出をかけてプレーイン・トーナメントの初戦で9位のブルズと対戦したが105―109で敗れてシーズンを終えていた。

 ラプターズはプレーオフ進出を逃したものの、チームの1試合平均のスティール数(9・4)はリーグ1位。76ersには今季のMVPで2年連続の得点王となったセンターのジョエル・エンビード(29)がいるだけに、ナース新監督がどのような手腕を発揮するのかが注目されるところだ。

 MVPに輝いた選手が在籍するチームの監督が翌シーズンに入れ替わるのは1990年のレイカーズ(MVPはマジック・ジョンソン=指揮官はパット・ライリー→マイク・ダンリビー)以来、33年ぶり。なおラプターズでアシスタントコーチを務めていたエイドリアン・グリフィン氏(48)もバックスへの監督就任が濃厚になっている。

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