霧馬山　三役で直近3場所32勝目　大関獲り“王手”　初顔合わせの平戸海を下し2敗死守

大相撲夏場所11日目 （ 2023年5月24日    両国国技館 ）

平戸海（左）を寄り切りで下す霧馬山（撮影・久冨木　修）
Photo By スポニチ

　関脇の霧馬山（27＝陸奥部屋）が、初顔合わせの前頭9枚目・平戸海（23＝境川部屋）を寄り切りで下し、2敗をキープ。三役で直近3場所32勝目を挙げ、大関昇進の目安となる33勝まであと1勝とした。

　
　前日10日目は同じ関脇の若元春を、流れるような連続技から小手投げで破り、「自分から自分から、と思った」と自信をにじませていた。

　首位とは変わらず1差。逆転での2場所連続優勝で大関昇進に花を添える。