元幕内・大翔丸が8年ぶりの幕下優勝に王手「あと一番、自分の相撲を」幕下の全勝は木竜皇と2人に

[ 2023年5月24日 19:44 ]

大相撲夏場所11日目 ( 2023年5月24日    東京・両国国技館 )

<夏場所11日目>勝ち名乗りを受ける大翔丸(撮影・久冨木 修)
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 元幕内で東幕下42枚目の大翔丸(31=追手風部屋)が隠岐の浜(25=八角部屋)を下して6戦全勝とした。

 得意の左おっつけで横から攻めて押し出し。「右入れられたら勝てないと思った。止まったらキツいと思った」と幕内経験者の力を見せた。

 ちょうど1年前の夏場所以来、関取の座から遠ざかっている。東十両7枚目だった一昨年の秋場所以来10場所ぶりとなる勝ち越しをストレートで決め、さらに白星を重ねた。15年名古屋場所以来8年ぶり2度目の幕下優勝に王手。優勝への意識はあまりなく「あと一番なので、自分の相撲を取って終わりたい」と静かに闘志を燃やした。

 もう一つの全勝対決は、西幕下26枚目の木竜皇(20=立浪部屋)が、新十両昇進を確実としているウクライナ出身の獅司(26=雷部屋)を引き落としで破った。全勝は大翔丸と木竜皇の2人となり、13日目に幕下優勝を懸けてこの2人の直接対決が組まれることが予想される。

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