プロサーファー・小川直久さん がんで死去、51歳 20年大腸がん発覚も寛解、パリ五輪出場目指す中

[ 2023年5月24日 17:24 ]

2020年、サーフィンさわかみチャレンジ鴨川ショートボード男子準々決勝、力強いライディングを見せる小川直久さん(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 プロサーファーの小川直久さんが今月23日にがんのため死去した。51歳だった。24日、所属するLDHが公式サイトで発表した。

 「小川直久を応援してくださっている皆様に謹んでご報告いたします。弊社所属のプロサーファー小川直久が、5月23日(火)に癌により永眠いたしました。数々のタイトルを獲得し、日本のサーフィン界に多大なる影響を与え続けた彼の功績に敬意を表すと共に、皆様におかれましては生前のご厚誼を深謝し、謹んでお知らせいたします」とした。

 また「2020年に大腸癌が発覚した際には、本人の強い気持ちで治療を乗り越えて見事に寛解し、再びサーフィン界のためにと想いを募らせ、次回のパリオリンピックでも最年長選手として出場をと意気込んでおりました。弊社としても、その想いを叶えるべくサポートを続けておりましたので、LDH一同大きな悲しみの中に故人を追悼しております」と沈痛の思いをしたためた。

 「なお、葬儀は故人とご家族の意向により親族で執り行うこととなりました。改めてお別れの会を開催する予定となっております。これまで応援してくださった皆様、お世話になりました関係者の皆様に感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」とした。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年5月24日のニュース