藤青雲と時疾風が新十両昇進　ともに学生相撲出身期待の若手　千代栄の関取復帰も決定

藤青雲
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　日本相撲協会は29日、夏場所（5月14日初日、東京・両国国技館）の番付編成会議を開き、藤青雲（25＝藤島部屋）と時疾風（26＝時津風部屋）の新十両昇進が決まったと発表した。また、千代栄（32＝九重部屋）の2場所ぶりの再十両も決まった。

　新十両昇進が決まった2人はともに学生相撲出身。藤青雲は熊本・文徳高から明大を経て凸版印刷に就職。1年で退社して角界入りした。明大出身の関取誕生は00年夏場所の武雄山（現・山分親方）以来23年ぶり。

　時疾風は宮城・小牛田農林高、東農大の出身。宮城県出身の関取誕生は、95年名古屋場所の五城楼（現・浜風親方）以来28年ぶり。

　幕下と十両の入れ替えは計3人。西幕下3枚目で4勝3敗だった川副（23＝宮城野部屋）の昇進は見送られた。