ラグビー日本代表、W杯フランス大会へ6・9本格始動　ジョセフHC「ピークを迎えられるように」

会見後に日本ラグビー協会の土田会長（右）とフォトセッションに応じる日本代表のジョセフHC
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　ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ（HC、53）は6日、都内で会見し、今秋のW杯フランス大会へ「ピークを迎えられるようにしたい」と抱負を語った。

　今後の強化プランとしては、6月9日から約45人の代表候補選手による国内合宿が本格始動すると発表。最終代表メンバー33人の絞り込みへ「（代表入りは）みんなにチャンスがある」と強調した。

　昨秋の代表活動を土台づくりを意味する「ベースキャンプ」と表現していた指揮官は、今回の合宿を「ジャンボジェットと例えている。ベストを尽くすために6、7月で機体を上昇させる機会にしたい」とイメージしている。

　7月から8月にかけては強化試合やテストマッチで計6試合を戦う。ニュージーランド代表入りを狙う選手らで構成されるオールブラックス・フィフティーンや、本番直前にはイタリアと試合を組んでおり「貴重な経験になる。W杯前に戦う相手として完璧だ」と見据えた。