松田 日本人女子最上位の6位も悔し涙「自分の弱さと世界の壁を痛感」

[ 2023年3月6日 04:51 ]

東京マラソン ( 2023年3月5日    東京都庁前~東京駅前 )

ゴール後、涙する松田(撮影・木村 揚輔) 
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 日本人女子最上位の6位でも、走り終えた松田は何度も「悔しい」と口にしながら号泣した。野口みずきさんの持つ日本記録(2時間19分12秒)更新を目標に掲げ、序盤はハイペースで押していく。だが、途中から先頭集団についていけず、結果的に2時間21分44秒。「15キロで、もうキツかった。自分の弱さと世界の壁を痛感した」と厳しい表情で振り返った。

 昨年の大阪国際で2時間20分52秒の自己ベストで優勝したが、昨夏の世界選手権は9位で入賞を逃した。今回も外国勢に完敗したが、レース後には野口さんから「みずきの記録はみずき(瑞生)が切ってよ」と激励されたという。「私の中で、日本記録が世界と戦えるラインと思い描いている。また挑戦を続けたい」。そう言って再び前を向いた。

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2023年3月6日のニュース