レイカーズがカリー復帰のウォリアーズに8点差で勝利 八村は2得点 5試合連続の“ひとケタ”は初

[ 2023年3月6日 08:30 ]

シュートを決めたあと雄叫びをあげるレイカーズのデービス(AP)
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 レイカーズは5日に地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)で西地区全体5位で5連勝中だった昨季王者のウォリアーズを113―105(前半55―54)で下して31勝34敗。第1Qに最大20点をリードしながら第4Qの中盤に同点とされたが、その後の接戦を制して逃げ切った。

 レブロン・ジェームズ(38)とティンバーウルブスからトレードで獲得したガードのディアンジェロ・ラッセル(27)を故障で欠く中で3日のティンバーウルブス戦で28得点をマークしていたアンソニー・デービス(29)が39得点を稼ぎ、先発全員を含む6人が2ケタ得点を記録。しかし八村塁(25)の得点は第4Qに左サイドでプルアップから決めたジャンプシュートによる2得点のみで、ここ5試合の得点は2→9→9→6→2となった。出場時間帯のチームスコアはマイナス13。3リバウンドをマークしたものの、流れを変えるような活躍はできなかった。

 八村が5試合連続で2ケタ得点をマークできなかったのはNBA4シーズン目で初めて。ウィザーズでは今季13・0得点だったがレイカーズでは9・4得点、3点シュートの成功率は33・7%から27・0%に低下している。

 ウォリアーズでは左脚を痛めていたステフィン・カリー(34)が2月4日のマーベリクス戦以来、12試合ぶりに復帰。32分の出場で3点シュートを12本中5本を決めて第4Qの19得点を含む27得点を稼いだが勝利にはつながらなかった。

 ウォリアーズは34勝31敗。ホームでは27勝7敗と好成績を収めているが、ロードでは7勝24敗と苦戦が続いている。

 西地区全体4位のサンズは敵地ダラス(テキサス州)でマーベリクスを130―126(前半59―62)で退けて3連勝で36勝29敗。移籍して3試合目となったケビン・デュラント(34)が37得点、デビン・ブッカー(26)が36得点を挙げて勝利に貢献した。デュラントが先発に名を連ねてからサンズは3戦全勝。3位キングスとのゲーム差は「2」となった。

 マーベリクスはここ8戦で6敗目を喫して33勝32敗となり西地区全体の7位に後退。ルカ・ドンチッチ(24)は34得点をマークしたが今季14回目のテクニカル・ファウルをコールされ、あと2回宣告されると1試合の出場停止処分になる。

 デュラントと今季はネッツでチームメートだったカイリー・アービング(30)は30得点。2人が異なるチームで対戦したのはデュラントがウォリアーズ、アービングがセルティクスに在籍していた2019年3月5日以来、ちょうど4年ぶりで、そのときはアービングのセルティクスが128―95でデュラントのウォリアーズに勝っていたが、この日の結果はその逆になった。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場5分14秒=無得点)
(1)10分18秒・左サイドから3点シュート=×
(2)11分31秒・ペイント内でターンアラウンドでジャンプシュート=×
 ▼第2Q(出場2分28秒=無得点)
(3)19秒・正面からプルアップでジャンプシュート=×
 ▼第3Q(出場5分37秒=シュート機会なし)
 ▼第4Q(出場6分44秒=2得点)
(4)1分38秒・左サイドでプルアップからジャンプシュート=○(アシスト・リーブス)
(5)2分13秒・正面から3点シュート=×

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