中3有望株の松島輝空、三たび決勝もV逸　ジュニア男子シングルスは萩原啓至がV

卓球・全日本選手権第4日 （ 2023年1月26日    東京体育館 ）

　ジュニア男子シングルス決勝が行われ、中3の松島輝空（そら、15＝木下アカデミー）は萩原啓至（愛知・愛工大名電高）に2―3で敗れ、初優勝を逃した。萩原は初優勝を飾った。

　松島輝は準決勝では吉山和希（愛知・愛工大名電高）を3―0で撃破。決勝は第1ゲームで今大会6試合目で初めて落とすなどフルセットにもつれ込む激戦となった。第5ゲームでは一時はリードを奪うも、相手の粘りに屈した。

　20年には男子で初めて小学生（6年）ながら決勝に進出。しかし惜しくも準優勝に終わると、昨年も準優勝とあと一歩栄冠に届いていなかった。3度目の正直で初優勝を目指した今回も、ほんのわずかに頂点に届かず。水谷隼、張本智和ら過去7人しかいない男子中学生ジュニア王者の座を逃した。