東大生・須山が“卒業証書”を手に「次は大学ですね」 運動医学など学んだ相撲教習所を卒業

[ 2023年1月26日 18:33 ]

相撲教習所の卒業証書を手にする須山(撮影・前川 晋作)
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 相撲教習所の卒業式・入所式が29日、東京・両国国技館内の地下1階大広間で行われた。昨年の夏場所~名古屋場所で初土俵を踏んだ388、389期生が卒業。昨年の九州場所、今年の初場所で初土俵を踏んだ391、392期生が入所した。

 現役東大生の序二段・須山(25=木瀬部屋)は、3月に控える大学の卒業式を前に、相撲教習所を卒業。証書を手にし「次は大学ですね」と笑顔を見せた。教習所に通った有意義な半年間を「相撲の歴史とか知らなかったこともあったのでおもしろかった。運動医学も凄く勉強になった」と振り返った。

 東大文学部で哲学を専攻する「文系」の須山にとって、専門外の「理系」にあたる運動医学は興味深い分野。学びに貪欲な現役東大生は「ケガしたときの対処法や、骨とか筋肉に関して知らなかったことがたくさんあった」と新たな知識を得ていた。

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2023年1月26日のニュース