女優でグラビアアイドルの時田愛梨が3か月で100切り目指して⑨ 最終ラウンド検定(後編)

[ 2022年11月16日 12:00 ]

最終ラウンド検定後半へ臨む時田愛梨
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 YouTube「スポニチゴルフチャンネル」で配信している「時田愛梨100切り目指して」(全10話)の第9話が公開された。女優、グラビアアイドルなどマルチに活動している時田愛梨(30)がティーチングプロの青木淳氏(57)のレッスンで上達していく3カ月を追いかける動画企画。100切り検定ラウンドでハーフを49で折り返した時田は後半の9ホールに臨んだ。 動画で見る・時田愛梨の3か月で100切りレッスン⑨

 「前半は私の中では良かったので、またここから集中し直していければいいなと思います」。時田は気合十分で後半のスタートの1番パー4のティーグラウンドに向かった。第1打は左に曲げてベアグラウンドに。それでも、うまく木の間を通して2オンに成功。この日初めてのバーディーパットこそ決められなかったが、パーセーブで幸先のいいスタートとなった。

 池越えの2番パー3はトップで池ポチャ。前進3打目は寄せきれずに5メートルほどのパットが残ったが、フックラインをど真ん中から沈めてナイスボギー。時田も驚いたようで、しばらく口をあけたま喜びに浸った。

 3番パー4の第2打は左の林から。正面の木を避けて右方向に打つつもりが左に出てしまったが、うまく木の間を抜けてフェアウエーに。「ミスショットがグッドショットになった」と上機嫌だった。青木氏も「なんか今日はやばいな。ついてるんじゃない?」と苦笑い。ただ、ラッキーを生かしきれずにダブルボギーとなった。

 ここまでアイアンショットは左に出る傾向があった。4番パー3では「左に引っ張りすぎないように」とアドバイスされたが、しっかりと捉えることはできずにチョロ。ダブルボギー地獄にはまっていった。

 5番パー5は、左ラフからの3打目がまたしても左に出た。青木氏は打ち終わった時田の元に駆け寄り「左を向いてるよ」と指摘。2本のクラブで十字を作ってみると、目標よりも左向きのアドレスになっていた。このホールは4打目を木に当てるなど手こずり、6オン3パットで+4のクワドラプルボギー。これがあとあとまで響くことになった。

 6番パー4は4オン2パット、第1打を右のバンカーに入れた7番パー5は5オン2パット。思わず「やばい」と漏らした。8番パー4もなかなかグリーンまで届かず4オン2パット。悪い流れを断ち切れず3連続ダブルボギーとなった。

 最終9番パー4は、第1打、第2打とも低い弾道ながらいい当たりが出て、3打目で手前2メートルにつけた。このフックラインを決めたかったが、無情にも左に切れた。時田は声にならない叫びとやけくそのⅤサインを見せ「面白い、もう」と言いながらタップインした。

 後半のハーフは52で、トータル101。「あ~、101匹わんちゃん!」と天を仰いだ。「本当に悔しい。後半9打叩いちゃったところと、球に対する体の向きがしっかりイメージできていなかったので、そこが100切りならずの原因かなと思いました」と反省した。

 目標は達成できなかったが、青木氏は「本当に上手になりましたよね。短期間で」と成長を認めた。そして「もう近い。100を切れば、あっという間に95、90までいきそうなセンスがありますよ!」と太鼓判を押した。時田は「ゴルフは楽しかったので、コーチが言ったことを頑張ってやっていこうと思います」と今後につなげることを誓った。

 100切りができなかったため罰ゲームを課されることが決まった。青木氏は「これから着替えていただいて、サービスタイムが待っております。プロとしては残念でしたが、一視聴者としては楽しくいきたいと思っています」とにやついた。果たしてどんな罰ゲームになるか注目だ。

 ◇時田 愛梨(ときた・えり)1992年(平4)3月6日生まれ、東京都出身の30歳。つんく♂プロデュース「NICE GIRLS プロジェクト!」のオーディションに合格して09年から芸能活動を始める。デビュー時の芸名及び愛称は「とっきー」。グラビアJAPAN2010でミス週刊プレイボーイ賞受賞。その後は番組アシスタント、バンド活動、主演舞台など多方面で活躍。

 ◇青木 淳(あおき・じゅん)1965年(昭40)6月5日生まれ、東京都出身の57歳。株式会社エイジェイカンパニー代表取締役。18年に日本プロゴルフ協会(PGA)に入会。ティーチングプロA級を取得し、ジュニア指導員でもある。他に国際資格CPI公認パッティング・インストラクター、加圧ゴルフ推進機構認定加圧ゴルフインストラクター、昭和大学客員講師(体育・ゴルフ担当)。

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