バスケ男子日本代表 途中出場の河村が躍動!13得点4アシストで快勝貢献

[ 2022年11月16日 04:11 ]

<日本・カザフスタン>シュートを放つ日本の河村=アスタナ(国際バスケットボール連盟提供・共同)
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 バスケットボールの23年男子W杯アジア2次予選F組は14日にアスタナで行われ、世界ランキング38位の日本は同65位のカザフスタンに81―61で快勝した。通算成績は1次予選からの成績を持ち越し、5勝5敗となった。来年8月開幕の本大会はフィリピン、インドネシア、日本(沖縄)の3カ国で共催され、日本は開催国枠で出場権を得ている。

 途中出場の21歳の河村が22分25秒の出場で13得点、4アシスト、4スチールと躍動した。20得点した11日のバーレーン戦に続く2桁得点。今夏の親善試合でアシストを意識するあまりシュートへの積極性を欠き、ホーバス監督から厳しく注意された。それを機に得点に貪欲になりこの日もチーム最多11本のシュートを記録。3点シュートは4本中1本の成功と精度を欠いたが外からの意識も高かった。

 チームの81得点中、途中出場の選手が45得点。ポイントガード陣では24歳のテーブスも8得点、2アシスト、3スチールと奮闘した。河村は「お互いがいい刺激を求めながら、成長していければ」と強調。ホーバス監督は「相手のフィジカルで積極的な守備に負けないように力を注いだ。改善しないといけない点はあるが、勝ててうれしい」と語った。

 ≪富樫7アシスト≫主将の富樫は6本中3本の3点シュートを決めて9得点。チーム最多7アシストと存在感を示した。「勝てた要因はチーム全員で守備をしたこと」と敵陣から相手のボール保持者に圧力をかけて12スチールを奪った守備に手応え。河村、テーブスら若手ポイントガードとのチーム内競争が激化する中で「若い選手に負けず、チームをリードできるように成長していきたい」と自覚を口にした。

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