石川遼、2年11カ月ぶり優勝の反響は「全くなかった訳では…」2週連続Vに挑む

＜ダンロップフェニックストーナメント・プロアマ＞プロアマで林の中からショットを放つ石川遼（撮影・西尾　大助）
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　男子ゴルフのダンロップ・フェニックスは17日から4日間、宮崎のフェニックスCCで開催される。前週の三井住友VISA太平洋マスターズで2年11カ月ぶりのツアー通算18勝目を手にした石川遼（31＝CASIO）が16日、公式会見に出席。「反響は全くなかった訳ではないですね（笑い）。非常にたくさんの方から祝福をいただいて凄くうれしい。前向きに、信じて進んでいこうという気持ちにさせてくれる結果だった」と語った。

　2週連続優勝がかかる今大会。過去11度出場し、トップ10入りは2度で最高成績は08年の2位だった。今年は2年ぶりの出場で、「難しいイメージが凄くある。いかにスコアを地道に、無駄を削っていけるかということに尽きるかなと思う」と戦略を描く。

　今季2勝目への期待もかかるが、31歳は冷静に開幕を見据える。「必ず優勝するということではなく、しっかり自分がやるべきことを取り組んで。しっかりとプロセスを踏んで行けば、優勝争いに入っていける可能性はあるんじゃないかと思っている。そういう可能性を感じさせるゲームをしていきたい」と力を込めた。