【玉ノ井親方 視点】高安の圧力健在…再びV争いの予感

[ 2022年11月14日 04:22 ]

大相撲九州場所 初日 ( 2022年11月13日    福岡 国際センター )

若隆景を押し出しで下した高安(右)(撮影・中村 達也)
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 高安は優勝争いした先場所の相撲内容をキープできている。いつも言っていることだが、15日間の行方を占う初日は誰でもプレッシャーがかかるものだ。まして、小兵で懐に入られるとやっかいな若隆景は嫌な相手。だが、この日の高安は威力のあるかち上げで若隆景の上体を起こすと、体全体を使って前に出た。若隆景も右にいなしながら必死に食い下がろうとするが、盛り返せなかった。

 元大関の高安も32歳となり、以前のようなパワーは影を潜めているが、立ち合いの圧力はまだまだ健在だ。何度も優勝争いに絡んで悔しい思いを経験し、相撲のスタイルも変化。最近は時間をかけて取る相撲も増えてきた。時々、取りこぼしがあるのがもったいないが、誰でも15日間自分の相撲を取り切るのは難しい。負けてもベテランらしく気持ちを切り替え取っていけば、今場所も優勝争いのチャンスはある。(元大関・栃東)

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