サーフィン都筑有夢路 CT昇格の可能性残し「モチベーション上がった」CS第6戦から帰国

[ 2022年11月11日 22:46 ]

CS第6戦で3位に入り、羽田空港に帰国した都筑有夢路
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 サーフィンのプロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)昇格を懸けたチャレンジャーシリーズ(CS)第6戦(ブラジル・リオデジャネイロ)で、今季最高の3位に入った東京五輪銅メダリストの都筑有夢路(21=木下グループ)が11日、羽田空港帰国後に取材に応じ、「勝てない試合が続いていたが、いい結果が出て気持ち的にも良くなった。次戦に向けてもモチベーションが上がった」と笑顔で振り返った。

 今季のCSは序盤戦は早期敗退が続いていたが、8月の第4戦USオープンで5位に入り浮上のきっかけをつかんだ。第5戦では再び早期敗退したが、今大会はファイナルデーまで勝ち残り、年間ランキングも18位から13位に浮上。26日に開幕する最終戦(米ハワイ)の結果次第では、CT昇格の可能性を残し、「やることは変わらない。優勝を目指して頑張るだけ」と意気込んだ。

 リオではラッキーアイテムが会場近くにある専門店で売られているクッキーだったそうで、「毎日食べていました」。ところが地元でも人気の逸品で限定発売のため、最終日は手に入らず。運にも恵まれなかった形だが、「今年は運の大切さを感じているが、神頼みはしない。技術があればあるほど、ジャッジに合わせたサーフィンができる」と最終戦では実力で昇格をもぎ取るつもりだ。

 最終戦の前は現地の波に慣れるため、今回の帰国は4日ほどとタッチアンドゴーでハワイに出発する予定。短い日本での滞在期間だが、「おいしいすき焼きを食べて、エネルギーチャージをしたい」と、胃袋を満たすのを楽しみにしていた。

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2022年11月11日のニュース