休場の照ノ富士は「まだ四股も踏めない状態」伊勢ケ浜親方が現状を明かす

[ 2022年11月11日 14:32 ]

照ノ富士
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 日本相撲協会は11日、大相撲九州場所(13日初日、福岡国際センター)の取組編成会議を開き、審判部長の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が報道陣の電話取材に応じた。

 休場すると発表した弟子の横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)について「まだ四股も踏めない状態なので」と現状を明かした。「リハビリはずっとやっているけど間に合わない。四股も踏めない者に対して“相撲取れ”とは言えないですから。必然と分かることだと思うので本人もそれで承諾している」と休場に至った経緯を説明。7日の稽古後に休場を示唆していた横綱と意見は一致したようだった。

 1週間前から土俵に降りて上半身のトレーニングを中心とした運動を再開していたが、下半身の運動については「病院でやるリハビリしかまだできない」という。復帰の時期については「それは分からない。今やれることをやるしかないので」と静観する考えを示した。焦らずしっかり治して完全復活することが望まれる。

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2022年11月11日のニュース