カド番・正代 復活のカギは序盤「初日、2日目というのは凄い重要」 13日初日大相撲九州場所

[ 2022年11月11日 04:33 ]

幕下相手に汗を流す正代
Photo By 代表撮影

 大相撲九州場所(13日初日、福岡国際センター)を5度目のカド番で迎える大関・正代(31)は10日、福岡県志免町の時津風部屋で幕下力士相手に12番取って10勝2敗。番数は少なめだが「ちゃんと稽古ができて、まずはいつも通り初日は迎えられる」と穏やかな表情を見せた。

 10月に行われた自身の昇進披露パーティーでは八角理事長(元横綱・北勝海)から厳しい叱咤(しった)を受けた。それでも「正直、言われても仕方がないかなという成績。理事長の言葉に耳を傾けて、大関として頑張っていかなくては」と真摯(しんし)に受け止める。今年は34勝41敗と大不振。徳俵に追い込まれた中でも「最後が良かったら納得がいく一年になるのかな。しっかり締めていければ」と前を向く。復活への鍵は、4場所連続で1勝4敗と崩れている序盤をいかに乗り切るか。「初日、2日目というのは凄い重要になってくる。しっかり合わせていければ」と鬼門に全力投球の構えだ。

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2022年11月11日のニュース