ジャンプ小林陵侑「そこ測る?みたいな」検査箇所に疑問も前向き W杯第2戦でスーツ規定違反

[ 2022年11月8日 16:13 ]

小林陵侑
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 ノルディックスキー・ジャンプ男子で2月の北京五輪で金銀2つのメダルを獲得した小林陵侑(26=土屋ホーム)が8日、W杯第1、2戦(ポーランド・ビスワ)を終えて羽田空港に帰国。第2戦の2回目には、ジャンプスーツの通気量が一部で不足していたとして、規定違反で失格処分を受けたことについて、「そこ測る?みたいな(場所を検査された)。シーズンの最初で、厳しくやっていくという感じだと思う」と振り返った。

 5日の第1戦を7位で終えた小林陵は、6日の第2戦は1回目を飛んで3位に付けたが、飛距離を伸ばした2回目に実施された上位6選手が対象の検査で、ジャンプスーツの一部が通気量不足となり、失格となった。スーツは第1戦で使用したものと同じだったが、含水量によって通気量が変化するとされる。より具体的な状況については言及しなかったが、「測る人が変わって、たぶんずっとそこでいくと思う。でも(シーズン)最初で良かった」と前向きにとらえた。

 小林陵はこの日が26歳の誕生日。20代も後半に突入した実感を尋ねられると、「結婚とかも現実味を帯びてくる年だなと最近思ったので、ちゃんとした大人になれるように頑張ります」とドッキリ発言。結婚の予定があるのか?と問われると「いや、ないです」とかわしたが、競技に関する受け答え時から一転、笑みを浮かべた。

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2022年11月8日のニュース