橋本大輝、世界体操から帰国 メダル4個も団体金逃し「パリまでに完成形を」

[ 2022年11月8日 19:51 ]

<体操日本代表帰国>記者の質問に答える橋本(撮影・木村 揚輔)
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 体操の世界選手権に出場した橋本大輝(21=順大)、渡部葉月(18=中京ク)ら日本代表が8日、英リバプールからフランス経由で羽田空港に帰国した。日本は今大会で金2、銀3、銅3の計8個のメダルを獲得。中でも橋本は男子個人総合で金、種目別の床運動と鉄棒、団体総合で銀と計4個のメダル4個を手にした。

 団体総合では最大の目標に掲げていた金メダルは逃したものの、24年パリ五輪出場権を確保。橋本は「もちろん悔しさはあるけど、久しぶりの海外での試合で、海外の試合勘は取り戻すことができた」と手応え。新ルールとなって最初の国際試合とあって得点の出方など未知数だった部分も経験することができた。

 大会を通じて計19種目を演技した橋本は「過去最多の演技数で、その中で出場した種目全てでメダルを獲れて、やりきった感じはある。あとは団体金メダルを獲れるように。この経験をふまえて来年の世界選手権、そしてパリ五輪と頑張りたい。まずは体を休めながら来年からの構成を考え、パリまでに完成形を見つけていきたい」と2年後を見据えた。

 次回大会は2024年パリ五輪予選を兼ねて来年9~10月にベルギーで開催される。

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2022年11月8日のニュース