ネッツはマーベリクスに惜敗 デュラントは土壇場で痛恨のFT失敗 ドンチッチはまた30得点超え

[ 2022年11月8日 14:59 ]

第2Qに左足首を痛めたネッツの渡辺(AP)
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 NBAは中間選挙前日となった7日に全30チームが登場する15試合を各地で行い、ネッツは敵地ダラス(テキサス州)でマーベリクスに94―96(前半50―53)で競り負けて4勝7敗。渡辺雄太(28)が第2Qに左足首を痛めてプレー続行不能となった試合だったが、3連勝を飾ることはできなかった。

 ケビン・デュラント(34)は26得点をマークしたものの、93―96で迎えた第4Q残り5・6秒に与えられた3本のフリースローでは1本目を決めたあと2本目を失敗。3本目を意図的に外して同点を狙ったが、チームはリバウンドをキープしてシュートに持ち込むことができなかった。デュラントは過去6試合でフリースロー52本をすべて成功。今季の成功率は94・6%に達していたが、マーベリクス戦では勝敗を左右する大事な1本を外してしまった。

 マーベリクスは4連勝で6勝3敗。ルカ・ドンチッチ(23)は5本の3点シュートなどで36得点を稼ぎ、開幕から9試合連続で30得点以上をマークした。

 東地区全体首位のバックスは敵地アトランタ(ジョージア州)でホークスに98―111(前半58―52)で敗れ、今季10戦目で初黒星。同2位のキャバリアーズも敵地ロサンゼルス(カリフォルニア州)でクリッパーズに117―119(前半64―64)敗れて連勝は8でストップした。

 ホークスは今季28・2得点を挙げていたトレイ・ヤング(24)が右脚の故障で欠場したものの、ディジョンテ・マーリー(26)が25得点、ベンチから出た新人のA・J・グリフィン(19)が24得点を稼いで今季不敗だった強敵をなぎ倒した。

 ロード5連敗で地元サンフランシスコ(カリフォルニア州)に戻った昨季王者のウォリアーズは116―113(前半55―67)でキングスを下して4勝7敗。ステフィン・カリー(34)が7本の3点シュートなどで今季自己最多の47得点をたたき出して6試合ぶりに白星を挙げた。

 西地区全体で首位に立っているジャズは地元ソルトレイクシティー(ユタ州)でレイカーズを139―116(前半76―71)で下して3連勝で9勝3敗。レブロン・ジェームズ(37)が欠場したレイカーズは3連敗で2勝8敗となった。

 <7日の結果>
ウィザーズ108―100*ホーネッツ(3勝8敗)
ロケッツ(2勝9敗)134―127*マジック(2勝9敗)
*ピストンズ(3勝8敗)112―103サンダー(4勝6敗)
*ペイサーズ(5勝5敗)129―122ペリカンズ(5勝5敗)
*76ers(5勝6敗)100―88サンズ(7勝3敗)
*ホークス(7勝3敗)117―98バックス(9勝1敗)
トレイルブレイザーズ(7勝3敗)110―107*ヒート(4勝7敗)
*ブルズ(6勝6敗)111―97ラプターズ(6勝5敗)
セルティクス(7勝3敗)109―106*グリズリーズ(7勝4敗)
ニックス(5勝5敗9120―107*ティンバーウルブス(5勝6敗)
ナゲッツ(7勝3敗9115―109*スパーズ(5勝6敗)
*マーベリクス(6勝3敗)96―94ネッツ(4勝7敗)
*ウォリアーズ(4勝7敗)116―113キングス(3勝6敗)
*ジャズ(9勝3敗)139―116レイカーズ(2勝8敗)
*クリッパーズ(6勝5敗)119―117キャバリアーズ(8勝2敗)
 *はホームチーム

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