女子78キロ超級・冨田、笑顔なしの銅メダル「万全の準備はできていた。悔しい気持ちでいっぱい」

[ 2022年10月13日 04:20 ]

柔道世界選手権第7日 ( 2022年10月12日    ウズベキスタン・タシケント )

韓国選手(左)を攻める冨田若春
Photo By 共同

 女子78キロ超級で昨年銀メダルの冨田は準決勝でソウザ(ブラジル)に敗れ、3位決定戦では金ハユンに足車で一本勝ち。しかしパリ五輪代表争いで東京五輪女王の素根輝の背中に迫れず、「万全の準備はできていた。悔しい気持ちでいっぱい」と笑顔はなかった。

 昨年は決勝で負傷し、その後両膝を手術。年明け後は国内外で4大会連続優勝と安定した成績を残してきたが、世界一に届かず。増地克之監督は「準決勝は引き手が取れず、相手に主導権がいったことが敗因」と指摘した。

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2022年10月13日のニュース