羽生結弦さんに菊池寛賞 五輪連覇や挑戦続ける姿勢評価

[ 2022年10月12日 04:38 ]

羽生結弦さん
Photo By スポニチ

 フィギュアスケート男子でプロ転向した羽生結弦さん(27)が11日、今年の「第70回菊池寛賞」に決まった。日本文学振興会が発表したもので、小説家の宮部みゆき氏(61)、脚本家・演出家の三谷幸喜氏(61)らとともに名を連ねた。同賞は文芸・映画など多様な文化分野において業績を上げた個人、団体などを表彰するもの。スポーツ界では95年の野茂英雄、01年のイチローをはじめ、直近では19年にラグビー日本代表が受賞している。

 フィギュア界からの受賞は17年の浅田真央さん以来5年ぶりの快挙。受賞理由については14年ソチ、18年平昌五輪連覇や主要国際大会を完全制覇した輝かしい実績とともに「4回転半ジャンプなど、さらに高いステージを目指して挑戦を続ける」と説明された。

 新たな挑戦のスタートとして、11月4日からプロ転向後初のアイスショー「プロローグ」が始まる。羽生さんだけが滑る異例の単独公演で、見る者を魅了していく。

続きを表示

2022年10月12日のニュース