斉藤立が決勝進出 五輪2連覇王者の故・仁氏との2代制覇に王手 柔道世界選手権

[ 2022年10月12日 18:15 ]

柔道世界選手権第7日 ( 2022年10月12日    ウズベキスタン・タシケント )

斉藤立
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 男子100キロ超級で初出場の斉藤立(たつる、20=国士舘大)が準決勝でテムリ・ラキモフ(タジキスタン)を反則勝ちで破り、決勝進出を決めた。

 斉藤は84年ロサンゼルス、88年ソウル五輪で95キロ超級を2連覇した故・仁氏の次男。仁氏は83年大会の無差別級を制しており、父子2代制覇に王手を掛けた。

 1メートル91、170キロとワールドクラスの体格を持つ斉藤は、父直伝の体落としが得意技。国際大会ではまだ実績に乏しいためノーシードで、初戦の2回戦ではいきなり同4位で第2シードのユール・スパイカース(オランダ)と対戦。しかし延長戦の末に大外刈りで一本勝ちを収めると、3回戦、準々決勝も一本勝ち。準決勝も積極的に攻めて延長戦の末に反則勝ちを収めた。

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