平均飛距離326ヤード超の河本力が憧れの米ツアーデビューへ「自分の飛距離が生かせると思う」

[ 2022年10月12日 15:05 ]

<ZOZOチャンピオンシップ・プロアマ>笑顔を見せる河本力(撮影・西尾 大助)
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 日本開催の米ツアー競技、ZOZOチャンピオンシップは13日、千葉・アコーディア習志野CC(7079ヤード、パー70)で開幕する。ルーキーながらツアー2勝の河本力(22=フリー)が待望の米ツアーデビューを果たす。「毎日、3アンダーを目標にやっていこうと思います。格上の人ばかりなので前のめりにならないように」と意気込んだ。

 河本の敵は己。8月のKBCオーガスタで初優勝も、2週連続Vを目指した翌週は気持ちが前のめりになりすぎ、2日目に「80」を叩いて予選落ちした。以後、ゴルフ場を離れても心に余裕を持つように工夫する。例えば「車で運転していても道を譲ったり、エスカレーターでも譲ります」。その成果か、今月のバンテリン東海クラシックで早くも2勝目も飾っている。

 1Wの平均飛距離326・41ヤードは国内ツアーで堂々の1位。世界基準の飛ばし屋は距離の長い今大会でも「自分の飛距離が生かせると思う」と力強い。現在22歳。25歳までに「PGAが主戦場になっているようにしたい」と話す大器が、世界トッププレーヤーとの戦いに挑む。

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