卓球日本 男女そろって8強&メダル王手 “燃える闘魂”戸上が格上撃破 女子は韓国に隙見せず

[ 2022年10月6日 05:02 ]

男子決勝トーナメント1回戦のブラジル戦でプレーする戸上
Photo By ゲッティ=共同

 卓球の世界選手権団体戦第6日が5日、中国・成都で行われ、男女の決勝トーナメントで日本はともに1回戦を突破して8強に勝ち進んだ。女子は韓国に3―0で快勝。危なげない試合運びで白星を収め、準々決勝ではスロバキアと対戦することになった。男子はブラジルに3―0で勝利。2大会ぶりのメダル獲得に王手をかけ、7日にポルトガルとスロベニアの勝者と対戦する。

 男子は戸上が格上を撃破した。世界ランク5位で今季はTリーグ参戦でも注目を集めるカルデラノに対し、強気に攻めて第2ゲーム以降を連取。日本に流れを呼び込んだ。大のプロレス好きで、最近では1日に亡くなったアントニオ猪木さんの試合なども見るようになり「感銘を受けています」と語った21歳。“燃える闘魂”を胸に戦い、日本の8強入りに貢献した。

 ≪韓国にストレート勝ち≫女子は日韓対決を制して、日本がベスト8に進出した。伊藤が第1試合を制すると、第2試合の木原、第3試合の長崎も続けてストレート勝ち。エースの伊藤は「一本一本を取ることが難しかったけど、やっと“試合だな”と思えた。楽しかった」と振り返った。メダル獲得に王手をかけ、準々決勝はスロバキアと対戦する。

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