ラグビー日本代表ジョセフHC “第二の故郷”福岡の強化拠点に「うれしい」

[ 2022年10月6日 16:09 ]

オンライン取材で笑顔を見せるジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ
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 ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が、来年5月に福岡市内に開設予定の「JRFU福岡トレーニングセンター(仮称)」を歓迎した。6日、オーストラリアA代表第2戦(8日、福岡・ベスト電器スタジアム)のオンラインメンバー発表会見に出席。ジョセフHCにとって“第二の故郷”と言える福岡に強化拠点ができることに「たくさんの思い出がある地にできるのはうれしい」と語った。

 オールブラックスの一員として出場した95年W杯南アフリカ大会後に来日し、当時西日本社会人リーグに所属していたサニックス入りしたジョセフHCは00年までプレー。当初はグラウンドのある宗像市内に住んでいたというが、その後は福岡市に転居。「400メートルくらいのところに住んでいた」というのが、トレーニングセンターができる旧コカ・コーラ(昨年限りで廃部)のさわやかスポーツ広場だった。

 コカ・コーラに加え、サニックス(リーグワン宗像)も昨季限りで活動を停止。高校世代までのラグビーは盛んな福岡、引いては九州からラグビーの熱が消えゆく危機に、強化拠点ができるインパクトは大きい。来年5月に開設後、9月に開幕するW杯フランス大会に向けて日本代表も同センターで合宿を行う見通し。香椎駅近くには現役時代になじみだった焼肉店があり、「(コロナ禍で閉店せず)まだあることを望みたい」と笑顔で再訪を楽しみにしていた。

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2022年10月6日のニュース