卓球、トランプ、手押し相撲…巡業とは違った“体験型ふれあい”に力士もファンも大喜び　ファン感謝祭

ファンとトランプを楽しむ隆の勝（撮影・前川　晋作）
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　大相撲ファン感謝祭が6日、東京・両国国技館で始まった。ファンに向けた感謝祭は、「日本相撲協会設立80周年記念　大相撲ふれあい感謝祭」と題して開かれた05年以来17年ぶり。今回は公式ファンクラブの会員や墨田区在住、在学、在勤の人を対象とした。あす7日までの2日間開催で行われる。

　この日は約5000人が来場。手押し相撲や卓球、トランプなどさまざまな企画で力士たちとの交流を楽しんだ。「関取と卓球」には十両の炎鵬（27＝宮城野部屋）や朝乃若（27＝高砂部屋）らが参加。ファンを相手に炎鵬が強烈なスマッシュを披露するなど場を大いに盛り上げた。

　「関取とトランプ」に参加したファンからは「人生で一番楽しいババ抜きだった」という声も。それを聞いた幕内・隆の勝（27＝常盤山部屋）は「そう言ってもらえてよかったです」と満面の笑みを浮かべた。巡業とはまた違った体験型のふれあいに「いろいろできるからおもしろい」と力士側も十分に楽しんでいた。