馬場咲希は70で4打差3位発進「国体の雰囲気は結構楽しめている」とちぎ国体

第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」　ゴルフ競技会・女子　第1日 （ 2022年10月6日    栃木　塩原CC＝6380ヤード、パー72 ）

＜国体女子ゴルフ＞9番、3打目を放つ馬場（撮影・藤山　由理）
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　東京代表として大会初出場の馬場咲希（17＝代々木高2年）が4バーディー、2ボギーの70で回り、2アンダーで4打差3位発進した。66をマークした飯島早織（17＝ルネサンス高2年）が単独首位。団体戦では東京は3打差4位につけている。

　初出場した馬場が地力を発揮して上位スタートを決めた。70で回り3位の好位置。17歳は「国体っていう雰囲気は結構楽しめている気がします」と笑みをこぼした。

　序盤こそ2ボギーが先行したが、7番パー4で第2打をピン手前2メートル、8番パー5で第3打をピン左2メートルに寄せてバーディーを奪い返す。後半はボギーなしの2バーディーと尻上がりに状態を上げ、「アイアンショットはいい感じ。崩れることなくラウンドできたのは良かった」とうなずいた。

　5日に発表された世界アマチュアランキングで、15位から日本勢最上位となる4位に浮上。「4位になったのもうれしいし、日本勢の中で一番上になれたのも凄くうれしかった」と声を弾ませた。そして迎えた今大会、目指すはもちろん優勝だ。

　個人戦は4打差3位、団体戦は3打差4位といずれも射程圏内。「明日は60台を出したいです」と馬場。8月の全米女子アマチュア選手権制覇、前週の日本女子オープンローアマチュア獲得に続き、国体で個人・団体二冠のタイトルをつかむ。