車いすテニスの国枝慎吾「オレは最強だ」も…パラ陸上・中西麻耶のツッコミにタジタジ

[ 2022年8月18日 15:56 ]

「NEC +CHALLENGE PROJECT」発表会見に出席した(左から)堀米雄斗、野中生萌、国枝慎吾、中西麻耶
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 昨夏の東京パラリンピックで金メダルを獲得した車いすテニスの国枝慎吾(38=ユニクロ)が18日、東京都内で開かれた「NEC+CHALLENGE PROJECT(プラスチャレンジ プロジェクト)」の発足会見に出席した。

 国枝は東京五輪スケートボード金メダリストの堀米雄斗(23=ミクシィ)、スポーツクライミング女子複合銀メダルの野中生萌(25=フリー)、パラ陸上競技・走り幅跳びの中西麻耶(37=阪急交通社)とともNECとタッグを組み、「誰もが夢を抱き挑戦できる環境づくり」に協力する。

 トークセッションで国枝は「自身を奮い立たせる言葉」「挑戦を後押しする言葉」として「オレは最強だ!」と書いたボードを掲げた。「今日でたぶん1万1回目ぐらいなんですけど、書いたのは」と周囲を笑わせ、「そのぐらい常に自分に言い聞かせている言葉ですし、昨年の東京パラリンピックの決勝戦の時には鏡の前で自分に何度も言った言葉」と説明した。

 ところが、中西から「国枝選手に初めて会ったのは2008年だと思うんですけど、その時から、ずっとオレは最強だ!って言ってて、“オレ”をカタカナにした意味ってあるんですか?」と質問されると、「理由?…」と絶句。「まあ、ちょっと言葉的にオラオラしちゃうんで、漢字にすると、余計にオラオラしちゃうんで、そこは控えめにってことで」とタジタジ。中西とは11月12日に予定されるプロジェクト第1弾イベントでコラボレーションするだけに、「ムチャ振りが多そうなので、しっかり準備して臨みたい」と苦笑いしていた。

 国枝は7月のウィンブルドンで優勝し、4大大会と五輪を制覇する「生涯ゴールデンスラム」を達成。この日の会見ではサプライズで堀米、野中、中西から花束を贈られる場面もあった。

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2022年8月18日のニュース