車いすテニス国枝、スケボー堀米ら4選手がNECと共同プロジェクト「誰もが夢を抱き挑戦」

[ 2022年8月18日 15:27 ]

「NEC +CHALLENGE PROJECT」発表会見に出席した(左から)堀米雄斗、野中生萌、国枝慎吾、中西麻耶
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 日本電気株式会社(NEC)が18日、東京港区の本社ビルで記者会見を開き、スケートボードの堀米雄斗(23=ミクシィ)、スポーツクライミングの野中生萌(25=フリー)、車いすテニスの国枝慎吾(38=ユニクロ)、パラ陸上競技の中西麻耶(37=阪急交通社)との共同プロジェクト「NEC+CHALLENGE PROJECT(プラスチャレンジ プロジェクト)」の発足を発表した。

 30年以上にわたり車いすテニスをサポートするNECは、様々なスポーツ、パラスポーツへの協賛活動を継続、スポーツチームの運営やパラスポーツの日常化を目指した推進、普及活動も行っている。今回のプロジェクトは4選手と協力し、「誰もが夢を抱き挑戦できる環境づくり」が狙いで、第1弾イベントとして国枝と中西がコラボしたイベントを11月12日に、第2弾として堀米と野中がコラボしたイベントを同19日に開催する。トークショーやデモンストレーション、競技体験などが予定されており、詳細は後日公式サイトで発表される。

 生涯ゴールデンスラムを達成するなど長年、第一線での活躍を続ける国枝は「競技で結果を残すことが一番普及につながると常々思いながらやってきたが、そろそろ、こういう活動に取り組む時期かなという意識は僕自身も高まっていた。NECさんとタッグを組んでやっていくことは自分自身が思っていたことと一致するので楽しみ」と意欲的。中西は「私自身も一緒にチャレンジしたい。みなさんの背中も押したいと思っているので、一緒に何か励めたら」とイベントへの思いを語った。

 スケートボードは昨夏の東京五輪で一気に認知度がアップ。堀米は「スケートボードって競技だけじゃない部分もいっぱいあり、楽しみ方もいろいろあるので、それを伝えていきたい。子供たちが少しでも興味を持ってくれたらうれしい」。野中は「クライミングは年齢、性別を問わずできることが魅力だと思うので、まずは経験してもらって、次はどんなチャレンジをしたいのか、その一歩を提供できたらいいなと思っています」と話した。

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2022年8月18日のニュース