堀米雄斗“二刀流”宣言「スケートボードって大会だけじゃない部分もすごい魅力的」

[ 2022年8月18日 16:56 ]

「NEC +CHALLENGE PROJECT」発表会見に出席した(左から)堀米雄斗、野中生萌、国枝慎吾、中西麻耶
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 昨夏の東京五輪スケートボード金メダリストの堀米雄斗(23=ミクシィ)が18日、東京都内で開かれた「NEC+CHALLENGE PROJECT(プラスチャレンジ プロジェクト)」の発足会見に出席した。

 堀米は、スポーツクライミング女子複合銀メダルの野中生萌(25=フリー)、東京パラリンピックで金メダルを獲得した車いすテニスの国枝慎吾(38=ユニクロ)パラ陸上競技・走り幅跳びの中西麻耶(37=阪急交通社)とともNECとタッグを組み、「誰もが夢を抱き挑戦できる環境づくり」に協力する。

 堀米は14日に世界最高峰プロツアー、ストリートリーグ(SLS)第2戦で優勝。7月の第1戦に続き2連勝を飾った。「ストリートリーグは自分の小さいころからの夢の大会で、今こうやって自分が出て、あこがれのスケーターたちと一緒にと滑っていることが楽しいし、そこで良いパフォイーマンスができていることがうれしい」と笑顔を見せた。

 トークセッションでは「自身を奮い立たせる言葉」「挑戦を後押しする言葉」としてボードには「Not done yet…」と記した。「諦めない、自分はまだ成し遂げていない、まだ、これからだ、みたいな意味」と説明。「満足したら自分の中で終わりだと思っている。どこまで先を求めるか。進化していくことを大事にしている」と今後も変わらず挑戦し続ける姿勢を示した。

 普段は交流機会のない他競技の選手から刺激を受けたようで、国枝が「自分を鼓舞する言葉」として掲げた「オレは最強だ!」の言葉に、「その通りだと思いました。自分に自信を持つことは大事だと思う。“オレは最強だ”と思って頑張ります」と話し、「まずは大会で良い成績を残して、次のパリ出場権を獲得して、パリで自分の良い滑りをしたいです」と2年後に目を向けた。さらに「スケートボードって大会だけじゃない部分もすごい魅力的なので、ビデオパートの映像も自分も力入れて取り組んでいるので、二刀流みたいな感じで頑張っていきたい」と強調した。

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2022年8月18日のニュース