男子版「黄金世代」の清水大成が5アンダーで好発進!「過去の自分」見てスイング修正

[ 2022年8月18日 15:34 ]

男子ゴルフツアー  長嶋茂雄招待セガサミーカップ第1日 ( 2022年8月18日    北海道 ザ・ノースカントリGC(7178ヤード、パー72)優勝賞金2400万円 )

<セガサミーカップ・初日>10番、ティーショットを放つ清水大成(撮影・西尾 大助)
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 ツアー初優勝を目指す清水大成(23=ロピア)が6バーディー、1ボギーの67で回り、5アンダーと好発進し、ホールアウト時点で首位に立った。先月のオフ期間に3日間、クラブを握ることを辞め「過去の自分」と向き合うことでスイングを改良。日大3年までと現在のスイング映像を徹底的に比較した。アドレスの重心をかかとよりに戻すことで調子が上がって来たと言う。

 最終18番では、パターを握る手に気合が入った。清水は「5アンダーなら単独トップだなぁと。入れたかったパットを決めることが出来た」。約2・5メートル、下からボール2個分切れるラインを読み切った。風が吹き、雨も降る中「結構、いいスコアですよね」と笑顔を見せた。

 今年3月から1人暮らしを始めた。3日間、クラブを握らなかった時期は料理に没頭。しょうが焼き、唐揚げにもチャレンジ。気持ちもスイングもリセットした。初優勝への気持ちは当然強い。「すごくあります。早く勝ちたい。PGAも行きたいし、ムズムズしてます」と笑った。

 桂川有人、金谷拓実らと同じ98年度生まれの男子版「黄金世代」のホープが、V戦線に絡んできた。

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2022年8月18日のニュース