エビアン選手権3位の西郷は約1カ月ぶりの国内ツアー復帰戦「やれることはやってきたつもりではいます」

[ 2022年8月18日 17:40 ]

西郷真央
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 女子ゴルフのCATレディース(賞金総額6000万円、優勝賞金1080万円)は19日から3日間、神奈川県箱根町の大箱根CC(6638ヤード、パー72)で行われる。4週前のエビアン選手権で海外メジャー自己最高の3位に入った西郷真央(20=島津製作所)はこの大会が7月のニッポンハム・レディース以来、約1カ月ぶりの国内ツアー復帰戦となる。

 2週前の今季海外メジャー最終戦、AIG全英女子オープンから8月11日に帰国。翌12日から練習を再開し「練習自体はしっかりできたのでやれることはやってきたつもりではいます。体調自体は凄くいい状態だと思います」とシーズン後半戦へ向けて態勢を整えてきた。

 西郷はプロ2シーズン目の今季、初めて海外メジャーを経験し、4試合に出場した。最終日に64をマークしたエビアン選手権では3位に入る好成績を残したが、西郷が今季の海外遠征でより深く心に刻んだのは成果より予選落ちしたAIG全英女子オープンで感じた課題だった。

 「結果を出し続けることの難しさというのをより感じた海外遠征でした。いろんなシチュエーションの中でも自分をコントロールして調子をいかに維持できるか。国内でも同じことですが、調子が悪い時に、結果を求めることを意識せず、どれだけ結果を出せるかが大事になってくると思います」

 年間女王を決めるメルセデス・ランキングでは依然首位を走り続けているが、2位・山下美夢有(21=加賀電子)とは168・39点差。今大会の成績次第では今季初めて首位が入れ替わる可能性もあるが、そうした結果にかかわる雑音を意識の外に置き、自分のゴルフに没入するというのが西郷が自らに課した後半戦のテーマになる。
 

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2022年8月18日のニュース