バスケ男子強化試合 日本がイランに82―77で勝利 馬場雄大が19得点 課題の3Pも2本成功

[ 2022年8月13日 15:30 ]

男子日本代表の選手ら=ゼビオアリーナ仙台
Photo By 共同

 バスケットボール男子の日本代表(世界ランキング38位)が13日、ゼビオアリーナ仙台でイラン代表(同23位)と強化試合を行い、82―77で競り勝った。昨夏の東京五輪以来の代表戦となった馬場雄大(26)が31分8秒の出場で19得点、4リバウンド、4アシスト、3スチールの活躍。第2Q残り2分19秒にファウルを受けながら得点するバスケットカウントを獲得するなど切れ味鋭いドライブから得点を重ねた。課題の3点シュートも5本中2本を成功。19~20年シーズンから海外挑戦を続ける実力を示した。

 馬場は21~22年シーズンはNBA下部Gリーグのレジェンズ、NBLのメルボルン・ユナイテッドでプレー。7月にはNBAウォリアーズの一員としてサマーリーグに参加した。東京五輪後に就任したトム・ホーバス監督(55)から「10回中7回ぐらいドライブするが、逆にしてほしい。空いたら3点シュートを打ってほしい」と意識改革を求められ、新たなスタイルを模索中。「20年以上もこのスタイルでやっているので簡単ではないが、次のステップに行くには3ポイントに自信を持たないといけない自覚はある。バスケット人生をかけて変わっていきたい」と前向きに取り組んでいる。

 日本の3点シュートは須田侑太郎(30=名古屋D)が7本中6本を決めるなど35本中13本を成功。ホーバス・ジャパンの最大の武器である外からのシュートを軸に、7月のアジア杯で76―88で敗れた相手にリベンジした。イランとは今月25日のW杯予選でも対戦する。イランは今回の日本遠征には平均年齢23・5歳の若手主体のメンバーで臨んでおり、14日にも同会場で強化試合を行う。

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2022年8月13日のニュース