バスケ日本女子・東藤、チーム最多16得点で連勝締め 前日不調3Pも5本中3本成功

[ 2022年8月13日 05:05 ]

バスケット 女子国際強化試合   日本74ー48ラトビア ( 2022年8月12日    ゼビオアリーナ仙台 )

第3クオーター、攻め込む東藤
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 日本代表(世界ランキング8位)がラトビア代表(同24位)に74―48で快勝した。東藤なな子(21=トヨタ紡織)がチーム最多16得点の活躍でMVPを獲得。11日に続いてラトビアに連勝し、優勝チームに24年パリ五輪出場権が与えられるW杯(シドニー、9月22日~10月1日)前の最後の国内試合を白星で締めくくった。

 先発した東藤が18分56秒出場で、5本中3本の3点シュートを決めるなどチーム最多16得点と躍動した。前日の試合は3点シュートの成功が5本中1本に低迷。「昨日は全く入らなかったが、今日も積極的に打とうと決めていた」と強い気持ちで結果を出した。銀メダルを獲得した昨夏の東京五輪はチーム最年少で出場。貴重な経験を積み成長した21歳は4リバウンド1スチールなど攻守両面で貢献した。

 チームの3点シュート成功率は38・9%。日本屈指のシューター林(ENEOS)の故障離脱もあり、5月の海外遠征からの6試合で20%台に低迷していたが、W杯を前に復調の兆しが見えた。課題は35対50と劣勢だったリバウンド。恩塚監督は「賢く強く一つのボールに執着できるようにトレーニングしたい」と語った。

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2022年8月13日のニュース