アメフト界のレジェンド3人が「匠の技」伝授 母校・大産大付で中学生対象に体験会

[ 2022年8月11日 19:35 ]

アメフトのスローイングを教える元日本代表QB高田鉄男氏
Photo By スポニチ

 立命大アメフト部で2002年からライスボウルを2連覇し、日本代表でも活躍したQB高田鉄男氏(現立命大コーチ)、WR木下典明氏(現オービックプレーヤー、大産大付コーチ)、WR長谷川昌泳氏(現立命大コーチ)の3人が11日、母校の大産大付で中学生を対象にした体験会を実施。アメフトの魅力、楽しさを伝えた。

 気温36度の猛暑の中、集まった未来のフットボーラーは48人。エースQBとして「アニマル・リッツ」の黄金時代を築いた高田氏は、基本となる楕円球の投げ方をアドバイス。「体を回転させることを意識して投げてみて」と指導し、NFLヨーロッパでも活躍した木下氏は、屈指のスピードを支える走り方を惜しみなく伝授した。長谷川氏は「アメフトは一人だけで何でもできる競技じゃない。高みを目指して頑張って」と言葉を贈り、2時間近い「至高の体験」は幕を下ろした。

 木下氏が「アメフトの厳しさよりも、楽しさを伝えることを意識した」と明かせば、長谷川氏は「(中学生の)成長するきっかけになればいい」と期待。高田氏は「ここ(大産大付)のグラウンドで教えてもらったことが自分の原点。それを教えられたんじゃないですか」と振り返った。

 

続きを表示

2022年8月11日のニュース