若隆景が大関陣ら相手に4勝4敗 東洋大の先輩・御嶽海の胸を借りてぶつかり稽古も

[ 2022年8月11日 15:12 ]

御嶽海(右)の胸を借りてぶつかり稽古を行う若隆景(撮影・前川 晋作)
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 大相撲夏巡業が11日、茨城県古河市のイーエスはなもも体育館で行われ、関脇・若隆景(27=荒汐部屋)が報道陣の取材に応じた。

 この日は申し合い稽古で8番取って4勝4敗。正代、貴景勝、御嶽海の3大関と明生を相手に精力的に取り組んだ。ぶつかり稽古では東洋大の2学年先輩にあたる御嶽海の重い胸を借りて汗を流した。

 2年8カ月ぶりの巡業は他の部屋の力士たちと稽古できる貴重な機会。「一生懸命稽古して来場所へ向けて体をつくっていきたい」と、4場所連続関脇で迎える秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)を見据えた。また、「お客さんとの距離が近いので良いと思う。子供たちにも相撲を知ってもらうきっかけになったら良いなと思います」と、巡業によるファン拡大を願った。

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2022年8月11日のニュース