若元春「左四つに持っていくまでの相撲を強化したい」夏巡業で積極的に申し合い参加

[ 2022年8月11日 21:20 ]

申し合い稽古に参加した若元春(中央)=撮影・前川 晋作
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 大相撲夏巡業が11日、茨城県古河市のイーエスはなもも体育館で行われ、幕内・若元春(28=荒汐部屋)が報道陣の取材に応じた。

 この日は申し合い稽古で阿武咲や一山本らを相手に10番取った。「他の部屋の関取衆とやるチャンスなのでしっかり稽古していこうかなと思っています」。連日積極的に稽古に励んだ。巡業初日だった5日の立川立飛場所では横綱・照ノ富士にぶつかり稽古でかわいがられた。「横綱に胸を出してもらう機会はなかなかないので凄くありがたかったです」。名古屋場所で大熱戦を繰り広げた横綱から期待をかけられている証だった。

 新入幕から3場所連続で9勝を挙げたが、名古屋場所は6勝9敗で初めての負け越し。秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)へ向け「型は左四つで決まっているので、左四つに持っていくまでの相撲を強化したい」と意気込んだ。

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