日本 接戦制し勝ち越し、後藤が米国打線圧倒!2桁奪三振の完封 ソフトボール日米対抗

[ 2022年8月9日 05:25 ]

日米対抗戦 第3戦   日本1ー0米国 ( 2022年8月8日    横浜 )

<日米対抗ソフトボール2022 日本・米国>完封勝ちを喜ぶ後藤(撮影・西川 祐介)
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 ソフトボールの日米対抗第3戦が8日に横浜スタジアムで行われ、昨夏の東京五輪で金メダルに輝いた日本代表は同銀メダルの米国代表に1―0で競り勝ち、3年ぶりに開催された大会を2勝1敗で終えた。先発の後藤希友(みう、21=トヨタ自動車)が毎回の11奪三振で3安打完封。6回2死三塁から敵失で挙げた1点を守り切った。

 先発の後藤が第1戦に続く2桁奪三振の力投でチームを勝利に導いた。力のある速球を内外角に投げ分け、米国打線を圧倒。5回に3連打を許したが、中堅・原田の好守にも救われた。エース上野が調整遅れから登録を外れた米国との3連戦で存在感を示す活躍。「今回2試合投げて改めて上野さんの凄さに気付いた。一歩でも近づけたら」。次世代エースとして期待される左腕は、さらなる成長を誓った。

 《中畑氏、始球式でウインドミル》スポニチ本紙野球評論家の中畑清氏が始球式を務めた。第1、2戦が行われた福島県出身で、地元の矢吹町で中畑清旗争奪大会を開催するなどソフトボールの普及にも尽力。本番前にエース上野由岐子らから教わったというウインドミル投法で内角低めに投げ込み、ガッツポーズ。ファンの大喝采を浴び、「お客さんがいると気持ち良いね。久しぶりに球場の感覚を味わえた」と笑顔だった。

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2022年8月9日のニュース